ブルーカラー投資家の成長記録

株式投資、不動産投資、横ノリについて

成長株と株式分割(ブルーカラー投資家の成長記録)

こんばんは

今回は、株式分割を行う銘柄に投資してきた経験と考察について書いていきます。

 

いままで購入した銘柄は以下です(覚えてる限り)

インフォマート

アバント

三洋貿易

ダイコ通産

ケア21

 

インフォマートとアバントは、1.5倍~3倍くらいになりました。

ダイコ通産は、ヨコヨコで売却

三洋貿易は、現在保有中でヨコヨコです。

ケア21は、-10%くらいです。

 

 

なんとなくですが、分割直後は株価が下落し、その後持ち直し、そのまま上がっていくような値動きをしている銘柄が多いような気がしたので、考察していこうと思います。

 

akabeko11.hateblo.jp

 

 

株式分割とは何か

株式分割とは何か。という所を私の復讐がてら、サラッと書いていおきます。

 

株式会社の値段

その前に、まずは株式会社の値段のつけ方から入ります。

株式会社には値段(時価総額)がありますトヨタなら約26兆円、花王は約3.5兆円です。

 

これは、

総株式数×株価=株式会社の値段(時価総額

 

株式分割

株式分割は、時価総額を変えずに株式数を増やすことをいいます。

つまり、上の式に当てはめた一例だと、

(株式数)100×(株価)1,000=(時価総額100,000

分割すると

(株式数)200×(株価)500=(時価総額100,000

 

↑は株式会社全体の株式数と株価の変化を書きましたが、個人の主観だと以下です。

 

10株所有(株価1,000)の場合

(株数)10×(株価)1,000=(保有株式の総額)10,000

(株数)20×(株価)50010,000

 

といった形です。

時価総額は変わらずに内訳が変わるイメージですね。

 

 

メリットやデメリットは捉え方次第だと思いますが、一般的に考えられることの一部は以下です。

・株価が下がるため、買うハードルが下がる(流動性UP

・株主数が増えるため、株主に報告するコストが上がる(郵便など)

・売買する人の数が多ければ多いほど、株価は安定する傾向にある。

 

 

※分割の比率は色々ある

(既存1:新規2)もあれば、(11.5)もあり様々。

※分割銘柄探すときにどうぞ

株式分割予定銘柄一覧 | 日興イージートレード (smbcnikko.co.jp)

 

成長株(グロース株)の株式分割

私が今まで投資してきた分割銘柄はグロース株なので、グロース株の株式分割について考えます。

 

グロース株は当然のことながら、設立して10数年以下の歴史の浅い企業です。

つまり、時価総額0からスタートしてきている訳ですね。

始めの株価があり、順調に成長してきた後に株価が上昇したため、株式分割をする。

 

これはつまり、優秀な企業の証です。

0から始まった企業が成長し、株式分割できるほど株価上昇したということです。

 

こういった企業が今後も成長すると考えて投資するのは妥当と思います。

業績の悪い企業が反転して好業績になるのを推測するのは非常に難しいです。これを逆転して考えても良いのですが、好業績の企業の成績が悪化するタイミングを見極めるのは難しいです。

つまり、業績の反転するタイミングを見極めることは困難です。

 

しかし、好業績が来期も続くと予測することの方が遥かに簡単です。

テクニカル分析でも反転するタイミングの兆しは分かりますが、そこでは投資せず流れが傾き始めた所で投資していくのがセオリーです。

 

一時的な下落

先ほど、成長株の株式分割は買いだといいましたが、一時的な下落も考えられます。

 

設立当初からの株主をイメージしてみて下さい。

保有株式は少ないが、企業の成長に合わせて含み益は大きい状況です。

そして、企業の成長はまだまだ続きそう

 

利益を確定してしまいたいが、売ってしまっては今後の成長の恩恵は受けられない。

こっちを立てればあちらがたたず、の板挟み状態です。

 

そこで設立メンバーの一人が言いました。

「分割して半分売ってしまえばよくないですか」

分割すると、半分は利益確定、半分は成長の恩恵を受けられる状態です。

 

ストーリーぽい感じになってしまいましたが、早い段階からの株主はこんな心境の人が多いのではないかと思いました。

よって、分割直後は既存投資家の利益確定売りにより、株価の下落要因が発生する。

 

そして、企業の成長は続くため、ゆっくりと株価は持ち直していく。

 

まとめ

成長株に対する株式分割に対する自分のシナリオはこんな感じでした。

 

もちろん、こんな単純な話ではなく、相場全体の要因や、機関投資家の仕掛けや汚職など、想像も及ばないような色々な要因はあるはずです。

しかし、一つでも投資シナリオがあれば、それに則ってトレードができます

 

間違えていれば、とっとと逃げ出せばよいだけの話です。

一番勿体ないことは、ボケーっと眺めているだけで何もしないことです。

 

また、分割前後の株価の変化をまとめてみようかとも思ったのですが、面倒になってやめてしまいました(笑)

自分で調べるだけでなくブログにするとなると、手間がいくつも増えてしまうためetc

気になる方はご自身で調べてみて下さい。

 

 

また、好業績は続くだろうと、反転を予測することは難しいといいましたが、これは人生経験からの後ろ盾があります。

努力して成功を収める人は、人生の色々な事柄にも努力して成功していくことが多いですが、努力しない人は、元々のスペックでの勝負となります。成功することもありますが、努力する人よりも成功の数は劣るはずです。

そして、努力する人しない人、性格的なものは中々変えられません

企業も同じです。人の集合体で組織されているものですから。

チャレンジ精神の強い社風、現状維持で頑張らない社風、こういったものは変えづらいです。

だから、好業績はそのまま続くと予想する方が容易だと書きました。

 

 

今回はこれで終わりです。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

また次回もよろしくお願いします。