ブルーカラー投資家の成長記録

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サイバーセキュリティ銘柄について(ブルーカラー投資家の成長記録)

こんばんは

今回は、サイバーセキュリティ銘柄について考えていきます。

 

ザックリとしたイメージですが、サイバーセキュリティのニーズはDXIot5Gなどデジタル社会の更なる発展に必要不可欠で、今後も成長していく産業だと思っていいます。

また、サイバーセキュリティは保守点検や更新が必要であり、継続して安定した収益が見込まれると思われます。

 

よって、今更ではあるかと思いますが、サイバーセキュリティ銘柄への投資を検討していきます。

ウイルスバスターやマカフィなどが連想できますが、日本企業?なのかも分かっていません。これから調べていきます。

 

 

 

サイバーセキュリティ市場

サイバーセキュリティの市場は順調に成長しています。

COVID19の影響があった昨年ですら、CAGR(年平均成長率)1.83%。2023年にはCAGR10以上となる見込みとなっています。

また、サイバー攻撃による被害は20182019の対比で2になっているデータも出ています。

市場調査レポート「サイバーセキュリティの世界市場 - COVID-19による成長と変化:2020年~2030年」 (The Business Research Company)

 

さらに、サイバー攻撃による損失は多額に上るため、未然防止や被害軽減のために、政府による支援も活発になっています。

 

例えば英国では、4800万米ドルの投資プロジェクトがあります。

 

また日本では、サイバーセキュリティ経営ガイドラインが発出経済産業省)されています。個人情報保護が社会に定着しているように、サイバーセキュリティが確立されていることが当たり前の社会に近づいていくことは間違いないと思われます。

 

結論ですが、

今後数年間は、

 

 ① CAGR10%程度で成長していく見込みがある

 ② 政府の支援金が見込まれる

 ③ 政府から経営者に対するセキュリティ対策が要求される

 

ことが予測されます。

 

市場規模について書き忘れていました。

 

世界

 20兆円程度

国内

 3000億円程度

 

となっています。

 

サイバーセキュリティ企業選び

サイバーセキュリティと一言でいっても種類は多様です。

 

インターネットやアプリケーション、大企業から個人、医療や食品、流通などの業種別、クラウド型か否か、

素人の自分でさえ、こんなにも沢山の種類があることがイメージできます。

さらに、ソフトウェア開発から始まり、保守点検、販売代理なども色々ありそうです。

 

実際、色々なものはありますが、そんなものを調べきることは困難です。

その上で、各企業の戦略もチェックすべきです。

しかし、そんなことをしていては大変な労力を使ってしまいます。

 

既に名前の売れている企業を20社くらい適当にピックアップして業績と割安性をチェックします。

そして、この2点の項目で魅力的に感じる銘柄を購入していきます。

 

ウォーレンバフェットは言っていました。

「その企業についてレポートが書けるくらいになってから投資しろ」

これには反してしまいますが、こうも言っています。

「長期でみて、業績がキレイな右肩上がりの企業を買うべきだ、浮き沈みの激しい企業を買うべきではない」

よって、ここ数年でキレイな右肩上がりの業績の企業を探していきます。

 

また、ジョージ・ソロスはこう言っています。

「まず買え」

そして間違っていれば、とっとと逃げ出せばいいだけの話だと。

 

 

サイバーセキュリティ関連企業

4307

4344 ソースネクスト

4704 トレンドマイクロウイルスバスター

3857 ラック

3744

3968 セグエグループ

2326

3042

3927 フーバーブレイン

4493

3040

4736

6088

3843

などなど

 

私基準の評価で、良い成績の企業と悪い成績の企業を載せておきます。

 

セグエグループ(3968

日経新聞

 

これは2016年から綺麗な右肩上がりの推移ですね。

この推移さえ確認できれば、企業の戦略などをわからなくても、何かしらの競争優位性であったり、業界全体の恩恵を受けていることが推測できます。

 

あとは、適正な株価で買えれば、個別企業ごとにレポートが作れるほど調べる必要はないと考えています。(もちろん、調べるのが一番良いのは間違いないと思っています)

適正株価を見るために、PERをチェックしてみます。

 

PER19

PBR4

 

PER20倍以下くらいであれば、良しとしています。

時々、3桁の企業もありますが、期待ばかりが高く、実績が伴わなかった場合のリスクを考えると手が付けられませんからね。

 

こういった、セグエグループ(3968)のような銘柄を拾っていきます。

 

 

次に、業績の起伏が激しい企業やPERが高すぎる企業をピックアップしてみます。

(株探)

 

ソースネクスト4344

この企業は、ウイルス対策でシェア上位(四季報)となっています。

主力商品は、「ポケトーク」(自動通訳機)があります。

 

そして、PERはというと

PER115

高すぎです。

いずれ、売上が株価に追いつくか、現在の売上に合わせた水準まで株価が下がるはずです。

こういった銘柄は避けるようにしています。

 

 

次に、業績の起伏についてみていきます。

 

フーバーブレイン(3927)とラック(3857

売上高は増加ですが、利益が減少しています。

 

これは、何かしらの競争劣等生があるのではないかと予測して敬遠しています。

 

 

といった形で企業選びをして、近いうちに購入していこうと思います。

企業の選別はザックリとしていますが、市場規模が膨らんでいくことが間違いない時代の潮流、これに確信を持っているからこそ、実践できる投資手法なのかもしれません。

 

サイバー保険と攻撃対象

本題とは外れたおまけ的な感じの項目です。

 

全く知らなかったのですが、サイバー保険といった商品もあるそうです。

加入率はまだまだ低いそうですが。。。。

そして、加入状況を知って面白いなと思ったのですが、4割が情報通信業の企業が占めているそうです。

他の医療などの他業種などより圧倒的に情報通信業が多いのです。

やはり、企業にサイバー空間のリスクに関するリテラシーの違いがこの加入内訳に現れてくるのかな、と思いました。

 

また、保険屋は何でも商品にできてしまうのが強みですね。

東京海上日動火災保険などは、自動車保険が主たる収益だったと記憶していたので、今後の自動車業界の移ろいの中でどのような変化をしていくのかなと気になっていましたが、一つの変化の形が見えてきました。

 

akabeko11.hateblo.jp

 

 

どんな事象にも、正しい掛け率を導き出して、加入件数をある程度大きくすることさえできれば、安定した収益を出せる保険業界に改めて魅力を感じました。

 

 

それと、攻撃対象についてです。

攻撃対象はIoTが全体の1/4を占めるそうです。

エアコンなどが遠隔操作できるようになったことにより、帰宅する時に最適な温度設定にできるようになりましたが、こういった電化製品が狙われている現状があるのですね。

 

攻撃の流行は、目立たない攻撃と身代金です。

 

目立たない攻撃は、発覚を遅らせることにより、長期間ウイルス感染できるメリットがあるようです。

悪い人(電気供給会社)の目線で考えると、家電を必要以上のスペックで働かせて電気代を少し高めになるように操作し続けることもできそうですね。

 

身代金だと、家の鍵でありそうです。

スマートロックをハッキングして、「外出したいor帰りたい」なら金を払わないとロックを解除しないなどありそうですね。

 

少し考えるだけで色々な攻撃が連想できるため、やはりサイバーセキュリティは重要で、今後成長しなければならない産業だと思われます。

 

まとめ

今回は、サイバーセキュリティ関連についてでした。

 

サイバーセキュリティ市場の

  成長が見込まれる

 ② 公金の支援が見込まれる

  法整備により意識が向上される

 

銘柄選択は

  業界全体の成長を予測したうえで

  数年間、右肩上がりの業績の企業

  適正な株価で購入する

 

 

といった内容です。

 

 

余談ですが、G7で五輪支持するという報道がありましたね。

開催は間違いないとして、どのくらい盛り上がるのか不安です。せっかく実施するならば、辞退する選手や国がなく、例年通りの水準で競う大会になってほしいです。

 

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

また次回もよろしくお願いします。

 

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