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コロナショック直後からの取引の手じまい(株式投資)

こんにちは

今回は、コロナショック直後の取引を4月24日金曜日に手じまいした記事になります。

 

3月頃にコロナショックが発生して、直観的に『下落の相場で、長期的な目線での買い場だ』と思い、信用取引の口座開設をして取引を始めました。

 

購入した銘柄

JT

インフォマート

三菱UFJ

 

たとえ値下がりしたとしても気にしない。全部現金で買い取って長期ホールド。そして、2倍以上の利益が出てから売却する。

というような大前提の元に取引を始めました。

人類の発展を信じて疑っていないため、コロナでの不況なんて誤差にすぎない!!と思ってます(笑)

 

しかし、問題が2つ発生しました。

 

 

 メンタルがボロボロに

 

1つ目

想像以上に早く急激に株価が回復した

 

日経平均も16000あたりの底値をつけてから、19000代まで急激に回復してきました。

こんなに早くプラスに転じると思っていなかったので、心の準備ができていませんでした。

ボラティリティも激しく(価格変動が激しい⇒最近このワード覚えました(笑))、

長期保有するつもりなのに一喜一憂する毎日でした。

 

本当は、ずっとマイナスで良いと思っていたのですが、人間はおもしろいもので、一度利益が出始めると、これを失わないように強く願ってしまいます。

なので、気にしないはずなのに下落しては利益が消えたと落ち込み、上昇では含み益で喜んでと、毎日。

しかも一日の内でも変動が激しく、疲れてしまいました。

 

さらに、単純に実体経済に合わせて株価も下がれば、予想も立てやすいのですが、株高になっていることや、原油の不安定さなども色々あり、自分には今後の株価の展望が建てられなくなってしまったこともメンタルを不安定にさせた原因だと思います。

 

NISAの存在

 

NISAを昨年開設したため、今年も120万円の投資枠を使い切らなければなりません。

この120万円は私にとって大変高額で、給料の大部分を当てることになります。

 

すると、信用取引で期限が到来した際に現物で買い取り等をしてしまった場合、NISAの投資枠を満額使い切れなくなってしまうのです。

 

たとえ値下がりしても大丈夫という見立てであったのに、一気に根底から覆りました。思慮が浅かったとしか言いようがありません(笑)

 

 

結局のところ

 

このふたつの理由から、早く清算しないとまずい。ということになり、自分の脳内会議が先週から始まりました。

 

利益が出てるものは売却していき、期限到来時の支払いを少なくする。

こうすれば、総額も徐々に減らせて、利益は損失と相殺するための貯金になる。

 

NISAを諦めてでも信用で購入した分に賭けるという考えも出ました。

これなら、期限切れで+ならば売却してNISAに回す

-なら現物買いをしてNISAを諦めるの二段構えです。

 

この他にも色々と考えたりはしたのですが、結局、利食いの欲望には勝てませんでした。

現状の利益がでているまま、取引を終了する決断をしました。

 

収支は以下の通りです。

 

 コロナ禍での収支成績

 

成績としてはまずまずだったと思います。

JTは大して下落もせず現状維持。

やはり、配当狙いの下支えがあるのでしょうか。タバコ業界自体は下火ですが、中毒者はやめられないと思うので、売り上げも下がらなさそう。すると、減配もない?

 

インフォマートが大幅に上昇。

コロナショックで、テレワークなどでさらなるデジタル化が進むことが意識されて伸びているのだと思います。こう考えると、インフォマートはまだ売るのは早すぎたのではないかと思ってしまいます。

 

三菱UFJは微増

ここは本当に潰れないだろうというだけの見立てです。企業分析とか全くありません。大きすぎる銀行は経済への影響力が大きすぎて潰せないという理論です。

ここが潰れるときは経済の大混乱、もうどこの企業がいつ潰れてもおかしくないレベルになっている。

そして大きい影響力のあるところには、それなりにお金の流れも発生するから売上もたって減配もない。

これを信じて配当5%の三菱東京UFJを長期保有していきます。

 

 

また大きな二番底がきたら買い増しなどを検討したいですね。

今回の作戦の甘さとメンタルの弱さを教訓に次に臨んでいきます。

そしてロスカット基準も忘れずに。

 

 

 

 最後まで読んでいただきありがとうございました。また来週末もよろしくお願いします。