ブルーカラー投資家の成長記録・無期限の信用取引活用
こんにちは
今回は、信用取引の運用について記載していきます。
せっかく信用取引というお金を借りれる素敵なシステムがあるので、利用しなければ損だと思い、有効活用するために考えました。
信用取引のメリット・デメリットを把握し、その後、戦略の構築という流れで綴っていきます。
- メリット
- デメリット
- 金利
- 期限
- 手数料
- 所持金以上の損失
- 維持率
- マネックスの場合
- 松井証券
- SBI
- DMM
- メリットデメリットを踏まえて
- 借金をしてフリーキャッシュフローを得る
- 銘柄選択
- 利回りランキングからピックアップ
- まとめ
メリット
所持金以上の取引ができることですね。
担保の3.3倍までの金額の範囲で取引ができるのがメリットとなります。
大きな額で運用できれば、同じ利回りでも獲得できる金額は大きくなるということです。
例えば、
10万円を10%の利回りで運用すると1万円の利益となります。
30万円の10%の利回りで3万円の利益となります。
このように、少ない資金でも大きなリターンを得られます。
デメリット
信用取引のデメリット
・金利がかかる
・期限の決まりがある
・手数料がかかる
・所持金以上の損失を被る可能性がある
・維持率
などの制約があります。
金利
各証券会社によって違いますが、いくつかピックアップしてみました。
マネックス証券・・・3.47%
松井証券・・・4.1%
SBI証券・・・2.8%
DMM・・・2.7%
期限
信用取引は期限のあるものとないものがあります。
期限ありのものは金利が低く、期限なしのものは金利が高くなっています。
手数料
・管理手数料
・名義書き換え料
の2つの手数料がかかります。
管理手数料は、単元株*10銭となっていますが、どこの証券会社も下限が100円、上限は1000円となっています。
名義書き換え料は、権利確定日に保有していた場合、単元株*50円がかかります。
所持金以上の損失
これは、メリットで紹介したことと真逆の現象が起こる可能性があるということです。
仮にマイナスのリターンを生み出した場合、
10万円を元手に30万円分の取引
→35%の損失
=30*0.35=-10.5万円
となるので、元手以上の損失を被る場合があります。
維持率
また、維持率というものもあります。
保証金の担保価値が下がった場合に、追加で担保金を入れる必要が出てきてしまう場合があります。
例えば、
10万円分の証券を担保に30万円の運用
10万円の証券が7万円の価値まで減少
すると、7*3.3=23.1万円
23.1万円までしかレバレッジを効かせられないのに、30万円の運用をしていることになってしまいます。
こういった場合に追加の担保が必要になります。
マネックスの場合
2020年7月6日
20:07
年間手数料
3.47%
売買手数料
管理費
1000株*10銭*月
(上限1000円、下限100円)
名義書き換え料(権利確定日を跨ぐとき)
単元株数*50
いくらから利回りをとれるのか
100万円の商品があった場合
維持手数料は、、、
100*0.0347=3.47万
+
100~1000
+
年に2回あるとして(2単元の場合から10単元まで)
200~1000
合計
3.5万~3.67万
よって、3.67%以上の利益がとれればおk
残りがフリーキャッシュフロー
松井証券
金利4.1%
圧倒的にマネックスのが有利。
SBI
2.8%
管理費
マネックスと一緒
名義書き換え料
マネックスと一緒
DMM
2.7%
他はマネックスと一緒
メリットデメリットを踏まえて
デメリットはいくつかありますが、一番のデメリットは、期限の縛りがあることだと感じました。
どんなに優良な銘柄を購入しても、6か月の短い期間では正当な評価を一度も受けることなく期限が到来する可能性があるからです。
(もちろん、空売りをうまく組み合わせれば、実質的に無期限になるように取引することは可能ですが、面倒なので、無期限のシステムを使う方向で考えます。)
借金をしてフリーキャッシュフローを得る
結局のところ、信用取引は借金です。
お金を借りて運用する分の金利や手数料が掛かります。
しかし、このコストを上回ることができれば、
この上回ったリターン分が利益になるわけです。
単純に考えれば、
運用利益ー金利負担(手数料含む)
がプラスになれば、ほったらかしでもよいわけです。
しかも、借金をできるので、自分の持ち出しを最小限にできます。
ということは、
高配当銘柄を購入しておけば、借金が勝手にお金を生み出すスキームの出来上がりです。
高配当銘柄は、6~7%の配当利回りが一般的だと思われます。
すると、利鞘は2~3%といったところですね。
何とも薄利です。
しかし、値下がりをしても保有し続ければ、
100%÷3%=33年
で元をとれる計算です。
40万円を入金して、100万円の運用で始めると、
33年掛けて、オートで100万円が手に入るわけです。
入金する40万円に対しての利回りで考えると、
年間3万円の利益/入金40万円=0.07
利回り7%です。
こう考えると、悪くない利回りですね。
であれば、やるしかない。
早速明日にでも100万円までの買付を入れてやろうと思います。
銘柄選択
先ほどの理屈でいけば、利回り7%の投資案件になるのですが、課題が一つ。
・配当金が下がらない保証が無い。
・株価の値下がりが有り得る。
課題が2つでした。
この2点をクリアできる銘柄でないと、利回り7%の投資案件にはなり得ません。。
というわけで、この2点をクリアできそうな銘柄の選定ができてから購入する。
若しくは、高配当銘柄を無作為にいくつか購入して分散させる。
のどちらかで購入していこうかと思います。
とりあえず、100万円分までを、4つか5つで分散して買ってみようと思います。
利回りランキングからピックアップ
とりあえず、JT(2914)
高配当の代名詞ですね。
配当金よりもEPSが上回っているので、大丈夫だと思います。
タバコが廃れているとかはありますが。。。気にしない。
次に、三井住友フィナンシャルグループ(8316)
リーマンショックも生き延びてきた銀行だし、海外にも進出したりしてるようだから、企業の規模は成長過程にあると思われる。よって、安定とちょっとした成長も期待できる銘柄
ソフトバンク(9434)
グループじゃなく、携帯会社のほうです。5G関連のテーマ株でもあり、ここ5年間売上が増え続けています。しかし、EPSよりも配当金の額が高い年があるのが怖いです。
新日建物(8893)
マンションの開発販売などをしている会社。経常利益などはここ数年右肩上がり。ですが、今後はもう売れ行き悪くなっていきそうな気がします。なので、単元株の3万円分だけの購入
エネオス(5020)
経営方針として、再生エネルギーに注力。今後のテーマ株として期待。エネルギープラットフォーム企業としての確立は継続されそう。
コロナの影響があっても、株主還元の方針を堅持していることから、今後も配当は下がらないと予想。
まとめ
無期限の信用取引は、借金をしてキャッシュを増やせるステキなシステムだと思いました。
実践によって自分の仮説を検証していこうと思います。
しかし、このシステムは時間に余裕のある(人生の長い)人にとっての有効な戦略だと思われるので、早く始めることに投資冥利があるように感じます。
こういったスキームの発見が重要であって、銘柄選択には意味を見出していません。
よって、銘柄選択は適当です。
それでも勝てるのが、この戦略の面白いところだと信じています。
権利確定日がくる度に、この投資手法の成績を確認していきたいと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
また次回も更新していくので、どうぞよろしくお願いします。