ブルーカラー投資家の成長記録・働かないで生きていくには
働きたくない。
時間に縛られたくない。
自由に生きたい
好きなことをしたい
と思っている方は非常に多いと思います。
自分自身も、好きなことを思う存分取り組みたいという思いから働きたくないと考えることがあります。
最近は、転職をして、関わる人の数や種類が大きく変わりました。もう会うことも無くなった人もいれば、同じ職場で毎日会う人もいます。
仕事を通して人と関われる素晴らしさを実感したり、人は社会の中に居場所を求めているのかなと思ったりしていますが、「働かないで生きていくには」というテーマで考えていきます。
不労所得が必要
働かずに生きていくには、不労所得が必要です。
不労所得は、
・不動産賃貸収入
・株式配当金
・著作権収入
などがあります。
今回は、誰でも獲得(購入)できるもので、少額で始められるものをチョイスします。
株式配当金収入
です。
株式配当金とは
企業の発行する株券を購入することにより、その企業のオーナーになることで、毎年の利益の一部を配当金として受け取ることができます。
株券を買うだけで、お金を貰えるという簡単なものです。
支出と収入の関係
働かないで生きていくということは、
年間支出<不労所得
となれば良いわけです。
現在の私の月間支出は以下です。
家賃77000
駐車場27000
光熱費10000
食費20000
生活用品2000
予備費10000
合計146000
彼女と同棲しているため、÷2します。
73000
この他に、自分自身の余暇や外食費などを考慮して、
15万円とします。
年間支出は、
15万円×12か月=180万円です。
ということは、
180<不労所得となれば良いわけですね。
配当金暮らし
株式の配当金の受取額は、株価の5%くらいで高い方と言われています。
仮に100万円の株(利回り5%)を購入していたら、
毎年5万円貰えるということです。
これを、先ほどの年間支出額に当てはめてみると、
年間支出180万円
180÷5(100万円分の株を買った時の配当金)=36
100万円の株を36セットなので、
3600万円の株(利回り5%の場合)を保有していれば不労所得で生活できることが分かりました。
高額過ぎて買えません。。。
毎年100万投資したとして36年、現実的に可能と思える数字ですが、期間が長すぎます。
20歳から投資を始めたとして、56歳。。
配当金暮らしは甘くありませんでした。
信用取引を使えば。。①
株式には信用取引があります。
担保(現金、株券)に対して3.3倍まではお金を借りて株券を買える制度です。
であれば、株券を購入し、これを担保に株券を買えば、配当金収入も上がります。
MAXまで信用取引を活用すると、
100万円で、配当金5万円を3.3倍の
16.5万円貰える計算になります。
これでも180万の年間支出を賄うには1100万円必要になります。
やはり甘くはありませんでした。
また、信用取引は、株価下落による含み損の状態も考慮しないと、追加の担保を要求されることがあるので注意しなければなりません。
最悪の場合、
現物の株価半減、信用買いしている株価の半減などなっても耐えれるくらいの額までしか買わない方が良いと思います。コロナショックでも半値以下にはなっていなかったと思うので、このシュミレーションをしておけば、追加保証金を求められることはないと思われます。
100万円の現物購入、信用100万円の購入として半減した場合、
現物50万円(半減)の3.3倍まで取引可能
信用取引50万円(元値100万円)
たとえ半減しても、3.3倍以下の倍率に収まっているため、追加保証金は求められないはずです。
なので、現物株式:信用取引を
1:1
にしておけば、追加保証金を求められる恐ろしい目に合わなくて済みそうです。
信用取引を活用して②
信用取引を使える金額を現物の購入額まで(1:1)として、
お金を証券会社から借りて株を購入するので金利が掛かります。
これを差し引いて、
利回り5%-金利3%(安い証券会社だと2%台)=2%
実質利回り2%となりました。
具体的に表すと、
100万円の現物購入、信用で100万円分購入
→年間で、現物から5万円、信用から2万円
→合計7万円
元の投資額で考えると、
100万円投資で受取額が7万円なので、
利回りは7%です。
今の生活で無理なら、生活水準を落とす
結局のところ、
年間支出<不労所得
を達成できるならば働かなくて済むので、生活水準を落とすシュミレーションをしてみます。
月に10万の支出とすると、年間支出は120万円。
先ほどの信用取引も活用した配当金暮らしで考えると、利回りは7%
100%÷7%=約14.3倍
120×14.3=必要投資額
=約1430万円
1430万円分の現金があれば、何とか配当金暮らしができます。
しかし、月10万円は生活保護の人と同じ水準になります。
現実的な数字は見えましたが、何とも言えません。。。
まとめ
不労所得で生活をしようとすると、多額の現金が必要。
用意するのに相当な年月を要する。
生活を成り立たせるには、
年間支出<不労所得
となれば良いので、
いかに年間支出を減らして不労所得を増やせるかが大事になる。
言い換えると、
いかに倹約をして投資額を増やせるかが大事になる。
おまけ
左:年利7%の複利運用を100万円で始めた場合
右:年利7%の複利運用100万円で始め、毎年追加投資100万円した場合
右の表の場合、13年目には配当金収入で生活保護と同じ暮らしができます。
ここまで頑張った成果の年収がこの程度だとガックリしてしまいますね。しかし、この収入があるのとないのでは非常に大きな差になりますね。
これで、「働かないで生きていくには」のテーマでのブログを終わります。
最後まで読んで頂きありがとうございました。