2倍株達成!CAICA(2315)今後の予測は(ブルーカラー投資家の成長記録)
今回、取り上げる銘柄は
CAICA(2315)
テンバガー狙いで購入を進めていて、
私の資産倍増計画の一角を務めてくれる銘柄です。
この会社はブロックチェーン技術によって社会に変革が起こると考えています。
これをターゲットにした戦略を取っている企業のため、当たれば相当な成長が見込めます。
ビットコインなどの暗号資産の高騰を見ていると、
CAICAの成長も見込めそうな気がしてワクワクしてきますね。
基本的事項
ー市場ー
JQS
ー時価総額ー
120億円
ー株価ー
28円
ーPBRー
1.86倍
ーPERー
-20.43倍
ーROEー
-9.13%
ーESPー
-4.9
ー配当ー
0円
ー沿革ー
1989年・・・・ソフトウェア開発事業Start
2000年まで・・中国に合弁会社等をいくつか設立
2003年・・・・JASDAQ上場
2019年・・・・eラーニング学習教材の販売を手掛ける会社を子会社化(アイスタディ㈱)
2020年・・・・アイスタディ㈱の全株式売却
2020年・・・・ライツオファリング(ノンコミットメント型)実施
※ライツオファリング・・・既存株主に無償で新株予約権を割り当てること
ライツオファリング
増資の方法の一つ。
既存株主に無償で新株予約権を割り当てること。
この無償というのは、権利を無償で貰えるということです。
そして、株主はその権利を行使して、新株を買うのか買わないのかを選べます。
新株発行は、基本的には既存株主を軽視したものですが、
このライツオファリングは、既存株主に優しい新株発行になります。
ということは、
このライツオファリングを実施した結果、
新株購入がどのくらいの比率で行われたのかを見れば、
既存株主がこの銘柄にどれだけ期待しているのか推し量れると考えました。
この購入比率が高ければ、自分の銘柄選定の好材料として捉えます。
ライツオファリングの内容
発行総数・・・・・・360,665,501株(3憶6066万5501株)
発行済株式総数・・・360,858,455株(3憶6085万8455株)
およそ2倍の株数になる予定ということですね。
結果
権利行使割合・・・・・76%
新規株数・・・・・・・274,212,191株(2億7421万2191株)
払い込み総額・・・・・4,387,395,056円(43憶8739万5056円)
一株当たりの値段・・・16円
権利行使期間中の株価・28~17円
約8割の購入がされているので、これは好材料と考えていいのではないでしょうか。
また、発行済株式の約40%(2憶7千株/6億3千株)が16円で購入されているとすると、
現在の株価28円で考えると、ほとんどの人が利益を得ている状態ですね。
株主
主要株主
日本カストディ信託口・・・・16.8%
バンクオブニューヨーク..・・・2.5%
日本証券金融・・・・・・・・0.9%
楽天証券・・・・・・・・・・0.9%
日本カストディ信託口だけがずば抜けて高く
他は微々たるものですね。
とりあえず、資産運用会社が大株主ということは分かりましたが、
これから得られる予測は今のところ有りません。
中期経営計画
2021年~2023年10月までの中期経営計画についてです。
https://www.caica.jp/wp-content/uploads/2020/10/20201009_1_kaiji.pdf
ライツオファリングを原資として、
IT金融企業としての成長を目指す。
→借入をしていない分、勝ちやすいのでは?
→売上が立てば、ここから更に借入をしてレバレッジをかけれる
グループ戦略
・新通貨の暗号資産
・普及拡大の見込まれるブロックチェーン
・コロナ渦によるデジタル化
→この全部の波に乗っかろうとする貪欲な姿勢◎
2023年に営業利益が14憶の予測
ザックリと税金を引いて6割を純利とすると、8.4憶円
PER10~20倍で、
時価総額84憶~172憶
成長銘柄の期待込みのPER20~30倍とすると、
時価総額172憶~252憶
利益率は12.9%
2020年10月実際の決算
営業利益-679百万円
今のところ、予測よりも上振れ
2030年には、売上500憶
23年予測の利益率で行くと、
営業利益60憶
純利36憶
PER10~20倍で、時価総額360憶~720憶
PER20~30倍で、時価総額720~1080憶
2030年まで保有し続ければ、
(中期経営計画の通りにいけば)
悪くても、時価総額360憶円
良ければ、時価総額1080憶円
になるのが私の予測です。
そうすると、
株価は、3倍~9倍になる計算です。
計画通りに進むか
中期経営計画の通りに事が進めば、何の問題もありません。
しかし、計画というのは往々にして狂うものです。
注意深く、決算資料を見ていき、
不安材料が出た際には、利確していこうと思っています。
PERについて
PERを基に、時価総額を求めていましたが、
その理由についてお話します。
そももPERとは何か
PER
=時価総額/純利益
利益の何倍の株価か、というものです。
それぞれの銘柄に対して、市場から判断される株価は様々です。
PERも、200倍を超えるものもありますが、7、8倍のものまでピンキリです。
これは、それぞれ、今後の成長分が織り込まれていたり、
逆に衰退するのでは?という不安から低くなっていたりします。
私自身の見解ですが、
株主になるということは、企業のオーナーになるということ。
その企業の価値を計って、値段を決めねばなりません。
ウォール街のランダムウォーカーという本で読んだのですが、
結局、企業の価値は、PER10~20倍に収まるというのを読んで信じています。
PER10倍は、利回り10%ですから、
不動産投資をするにしても悪くない数字ですよね。
自分自身で納得した上で、バッチリ信じています。
また、市場は気分屋なので、
楽観的なときには、20~30倍、もしくはこれ以上と思っています。
テレワーク銘柄
CAICAのIRに載っていましたが、テレワーク関連のサービスも始めたようです。
最近の急騰は、地合の良さに支えられた面もありますが、
テレワーク関連ということが材料視されて上がったようにも感じます。
このサービスによる売上や利益がどうなってくるかが、
次の決算資料の見所ですね。
個人的には、これから買増しをしていこうとしたところでの急騰だったので残念です。
2倍株にはなったものの、額は少額です。
買増しが遅れていた理由は、
2月の給料を充てる予定だったためです。
給料日までに、下がってきてくれないかなーと思いながら日々チェック中です。
株式併合
2021年5月に株式併合を行うようです。
1:10の比率で行うそうなので、今の単元株で所有してしまうと、
単元未満株となり、流動性が低くなりますので注意して下さい。
まとめ
中期経営計画に期待が持て、
ライツオファリングの結果も良く、
テレワーク関連銘柄としての材料もあるCAICAでした。
私は、さらに買い進める方針ですが、
いったん下がるのを待っている状況です。
このまま上げ続けるようだと、買い増しはせずに終わりかもしれません。
皆さんはどう思いますか?
コメントなど頂けると非常にうれしいです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
また次回もよろしくお願いします。